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『楠木彫 展 -トモル工房・田中孝明・早苗作品選-』のご案内


お客様の実家・四国西条市在の樹齢約250年の楠が伐採されることになり、お別れ旅行のお供をしたのが、五年前のことでした。その大木の枝を一部お譲り頂いた時、金継の依頼先・塗師早苗さんの夫君が木工の人だからとて、原木の保管をお願いしたところ、孝明さんは楠材で人形彫刻をされている方だと聞き、奇縁を感じました。

 機が熟し、原木から五体の人形が彫り出されるとの事。工房展を催し、このご縁とお二人を紹介させて頂くことにしました。

 工房のある富山南砺市井波は彫刻の町です。欄間、御輿や獅子頭の生産など、日本一の伝統木彫の街と聞いて居ります。その街に若い彫師と塗師の夫婦が移住し、街になじみながら、自分達の仕事を着実に積み上げている様子をお伝えできればと思います。

 愛らしい人形の他、乾漆の菓子皿をはじめ漆の器も並びます。どうぞお楽しみにお越し下さい。

2019年6月12日(水)~16日(日)

12:30~17:30 定休日/月・火曜日

写真/田中幹人

https://kawabi.exblog.jp/


久しぶりに展示のご案内です。

京都は下鴨神社のすぐ傍に「川口美術」さんという韓国骨董のギャラリーがあります。

そちらで金継ぎのお仕事を頂き、お世話になって何年が経ったでしょう。。。当時金継ぎの仕事は未経験という私に、川口さんは辛抱強くお仕事を下さいました。幾つも経験をする事で積み上げていきなさい、と仰って。もちろん沢山の失敗もし、時には厳しいご指摘も受けましたが、「あなたにはもう頼まない」と言われる事はなく、おかげさまで今でも変わらずにお直しをさせて頂いております。私の「金継ぎ」は川口さんに育てて頂いたものです。

川口さんとの出逢いは私の漆人生にとって掛け替えのない宝物です。

この度ご縁を頂いてその川口美術さんで主人の木彫と私の漆器を展示させて頂く事になりました。私達の制作は日常の何気ない出来事や風景から生まれてきます。

日々の小さな喜びを感じて頂けたら幸いです。

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